そして彼らがスカウトしただけあって多国籍選手も納得の活躍
すべての負けチームの中でトップ、つまり、現段階で2位が確定しており、あらためてトップの『Speeder』にチャレンジするわけです
日本の参戦は今年が初めてとなります
なぜ負けたチームが再び決勝戦に登場するのでしょうか
特殊部隊側の戦略は、まずテロリストを全滅させること
最年長32歳、Link選手の老練なテクニックを期待しましたが、やはり『Speeder』は強かった
テロリスト側のフォーメーションについては「C4を持ち運ぶ役は2人います
対する『A.vouLus』は特殊部隊側
試合結果を先に書くと、16対2で『Speeder』の圧勝でした
後半は『Speeder』が特殊部隊側
簡単に言うと敗者復活ルールですね
21時から早くて26時、遅くて朝の4時まで
「あのフォーメイションをスタンダードといって、あそこから様々な形に展開していくんです
さて、決勝戦
ESWCの世界大会は8月25日から
試合開始からなんと11セットを連続で獲得
それなのにライバルチームは見破れず、同じパターンで術中にはまっていました
カウンターストライクが日本でプレーヤーを増やしていた頃のクラン戦の常連で結成されたチームです
しかもnoppo選手はWCG2005のあと、Eスポーツの盛んなスウェーデンに留学してプロゲーマーを目指して修行中とのことです
強さの理由のひとつめは、基礎的な射撃力が高かったことです
xENqLity選手も国内大会の常連です
ユニークな多国籍軍というわけです
テロリストが爆弾を設置したあとは、爆弾を守るテロリストを倒したのちに解除作業を行う必要があります
相手は『Lycoris Radiata』
しかし、このスタイルにはちょっと不安もあります
射撃の腕が重要ですが、同時に作戦やチームワークが重要です
これは射撃力の差で『A,rmt.vouLus』には不利な展開でした
参加種目はチーム戦のFPS『カウンターストライク1.6』です
nativo選手が爆弾を設置するとき、常に二人の護衛役がいて、nativo選手にとっては死角になる方向で銃を構えています
前回とは逆で『Speeder』が爆弾を設置するテロリスト側
今回の試合は射撃戦が多く、やはり日本代表のnoppo選手、経験豊富なsion選手、xENqLity選手のセンスが光りました
相手は国内リーグ経験者で結成された『A.vouLus』
画面で解る範囲では、テロリスト側に置いて作戦がよく練られていました
Twist選手がおとりで突出し、敵の注意を引き寄せて、常にnativo選手がC4を持って行くというパターン
日本予選ではこの方法で順調に勝ったのでスタンダードのみで済みましたが、本戦ではラッシュなど別のパターンも織り込んでいきますよ」
なんと、ワンパターンだった理由は、作戦がひとつだからではなく、ひとつの作戦で勝ってしまったため、結果的にワンパターンになってしまった、とのことでした
テロリスト側ではずっとこのパターンです
試合と練習を繰り返しました」とのこと
この二人は『Speeder』メンバーが過去に対戦してスカウトしたそうです
どうやら『Speeder』は、他の日本チームよりもひとつ抜きでた実力を持っていると言えそうです
決勝戦に進んだ『Speeder』に対し、それを阻止すべく立ちふさがったチームは再び『A.vouLus』でした
いや、爆弾設置によって相手を誘って殲滅勝利を狙っていたとも言えましょう
過去のオフライン大会経験者、日本代表経験者が集まり、実力が拮抗しているかのように見えます
意外にも爆弾設置による勝利が4回ありました
このパターンがずっと続いています
しかし、世界のレベルではどうでしょう
そんななかで観客の何人かに聞いてみたところ、優勝候補は『Speeder』とのことでした
新生『Speeder』対ベテラン『Lycoris Radiata』の戦いは16-03で『Speeder』の圧倒的な勝利でした
かなり練習したのではないでしょう
日本予選オフライン決勝にはオンライン予選を勝ち抜いた4チームが出場しました
これなら本戦にも期待できそうです
その理由は画面にハッキリと現れていました
日本のライバルたちはそこに気付かず、得点を許してしまいました
お互いに新しいパターンを開発すると練習試合で試す、という感じです」とのことでした
これに対して『A.vouLus』が相手の全滅に成功したセットは2回のみ
つまり『A.vouLus』は一度『Speeder』に負けましたが、その後、敗者のみのトーナメントを勝ち上がってきました
このうち、射撃力を見せつけた全滅勝利は7回
そしてもうひとつ
このうち2回は爆破に成功し、2回は解除されています
実は、コンピューターゲームやカードゲーム、ビリヤードでは、運の要素を排除するために『ダブルイリミネーション』という方式が採用されています
『Speeder』の次の試合は第4試合
基本的な配置で、その2名がどちらでもすぐに動ける位置にいるんです
noppo選手によると「韓国の強豪と練習し合いをしています
「約一ヶ月くらい、週6日くらいの頻度で練習しました
『A.vouLus』はチームの連携と作戦に優れたチームで、今回も強豪の『Speeder』が銃弾を浴びせる中、テロリスト側で4回も爆弾設置に成功しました
とくにnativo選手は第4試合で4人連続キルを披露し、シビレルほどの鮮やかさでした
会場のスクリーンにはLightning選手とm@ru*選手のナイスショットが何度も映し出されましたが、なかなか勝利に結びつきません
得意の射撃であっさりと3連続殲滅勝利
この試合は『Speeder』の一方的な展開となり、先に16ポイントを撮った時点で勝利が確定しました
最初はいつも同じ形ですけど、そのあとに作戦を使って違う形で攻めていくつもりでした
『カウンターストライク1.6』のルールは前半15セット、後半15セットで戦い、前半と後半でテロリスト側と特殊部隊側を交替します
試合後、この作戦についてnoppo選手に聞いてみました
7月26日に東京・五反田にて『Eスポーツワールドカップ(ESWC)』の日本代表決定戦が開催されました
『Speeder』の最初の対戦は第2試合
しかし『Speeder』のほうが効率的で長時間に及んでいたようです
圧倒的な『Speeder』の強さ
設置場所によって2人のうちどちらが爆弾を持つか決まります」とのことでした
いえ、他のチームだって練習してきたことでしょう
あまりにもワンパターンではないでしょうか
『Speeder』のリーダーsion選手はWCG2006日本予選などで活躍した実力派
統制の取れた『Speeder』の勝利です
ユニークなことに、ロシア国籍の日系人Twist選手とブラジル国籍の日系人nativo選手を組み入れました
どうやらこれが定番のフォーメーションのようです
前半は13対2で『Speeder』が優勢
これは試合の敗者が敗者側でもうひとつのトーナメントを結成し、勝ち上がったチームが決勝戦に進出できるというルールです
テロリスト側では射撃戦を避けて爆弾設置してミッション成功、という作戦が使えましたが、特殊部隊側では射撃戦は不可避です
夏休みの最後の週は『Speeder』を応援しましょう!
『カウンターストライク1.6』は、テロリスト側と特殊部隊側に別れて闘い、相手の殲滅やミッションの成功あるいは阻止によって勝敗が決まります
結果は16対6で『Speeder』の勝利
作戦がひとつでは簡単に見破られ、対策を講じられてしまいそうです
そのSion選手の盟友でチーム結成者のnoppo選手は、かつての日本代表の常連だった4dNの最後のメンバーとしてWCG2005のイタリア・モンツァ大会に出場した"世界戦経験者"です
チームの連携、作戦も秀逸でした
ESWCは『ワールド・サイバー・ゲームズ(WCG)』や『ワールド シリーズ オブ ビデオゲームズ(WSVG)』、『チャンピオンシップ ゲーミング シリーズ』などと並ぶ世界的なコンピューターゲーム大会です
これで『Speeder』の日本代表が決まりました
やはり練習量の勝利と言えそうです
射撃力は『Speeder』の優勢で、ほとんどのセットを全滅させられる中、爆弾設置までたどり着いたファイトは観客を沸かせました
『Speeder』は射撃力の他にチームの連携もスムーズでした
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