2013年4月10日水曜日

[COMPUTEX]ASUS,「R.O.G.」ブランドのマザーボードやグラフィックスカードなどを発表&展示_1

 台湾時間2012年6月5日にCOMPUTEX TAIPEI 2012が開幕し,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,ゲーマー&オーバークロッカー向けブランド「」(Republic of Gamers)の新製品発表会を開催。また,PC&PCパーツメーカーが多く集まるTWTC Nangangでも,R.O.G.ブランドの製品を数多く展示していた。ここでは写真を中心に,やや駆け足ではあるが,発表された新製品をまとめてみたい。 Maximus V Extreme  「Intel Z77 Express」(以下,Z77)搭載のオーバークロッカー向けマザーボード。独自の電源回路「Extreme Engine DIGI+ II」を採用するのと,rmt,「VGA Hotwire」「OC Key」「SubZero Sense」といったオーバークロック向け機能,ThunderboltとmSATAコンボの小型カード搭載といったところがトピックだ。 Maximus V Formula  でお伝えしたゲーマー向けZ77マザーボードがついに正式発表となった。液冷クーラーと組み合わせることで電源部も強力に冷却でき,システムの安定性向上に寄与するという,空冷&液冷両対応ヒートシンク「Fusion Thermo」や,アナログ回路を基板上で独立させたサウンド機能がウリだ。ThunderboltとmSATAコンボの小型カードは本製品でも採用される。 MARS III  フルスペックの「GeForce GTX 680」を2基搭載する製品だ。「GeForce GTX 690」と同じ基板サイズにまで小型化しつつ,「DirectCU」ベースのヒートシンクデザインと3連ファンにより,冷却能力はGeForce GTX 690比で20%向上させているという。動作クロック設定は未定だが,GeForce GTX 680よりは高くなるとのこと。第3四半期の市場投入がよていされている。 HD 7970 Matrix  「Radeon HD 7970」搭載のMatrixモデル。3スロット仕様の大型クーラーや,電圧変更機能「TweakIt」,「DIGI+VRM」ベースとなる20フェーズ電源回路などの採用がポイントだ。PCI Express補助電源コネクタは8ピン×2 Xonar Phoebus  机上に置いて使うタイプで,指向性のあり,ノイズ低減を図れるマイクユニットが付属するサウンドカード。製品名は「フィーバス」と読む。 Vulcan Pro  USB接続でバーチャル7.1ch出力に対応したヘッドセット。アクティブ式のノイズキャンセラとノイズアイソレーション機能とによって,マイク入力時のノイズを低減できると謳われる,FF11 RMT。 Orion Pro  Vulcan Proと同じUSBユニットを用いており,バーチャル7.1ch出力に対応。50mmドライバーと100mm径の大型クッションを採用することにより,かけ心地のよさを狙っているという。 CG8890  ボタンのワンプッシュで筐体が開き,吸排気を行えるタワー型PC。「GeForce GTX 690」&「Core i7-3960X Extreme Edition/3.3GHz」を搭載する。
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