2013年4月4日木曜日

格闘ゲーム用“レバーレス”コントローラ「Hit Box」レビュー。「理論最速」を夢見るキワモノの実用性や

。これは日本のアーケードではスタートボタンに使われるサイズなので,感覚的にも分かりやすいだろう。なお[U]のみは,標準的な大きさである30φのボタンが使われている。  なおXbox 360用のHit Boxも存在するようなのだが,現在Hit Boxの公式サイトでは取り扱いが行われていない。メールアドレスを登録しておくと,販売が開始されたときにアナウンスが行われるそうなので,もしXbox 360版が欲しいという人がいたら,でアカウントを作成しておくと良いだろう。 ボタンから伸びたケーブルが行き着く基板部分。直接半田付けされているわけではなさそうなので,メンテナンスはしやすいかも 「理論最速」を求めるプレイヤーのために 個人的には机に置いて使うよりも,FF11 RMT,膝に置いたほうがしっくりきた。操作に慣れるまではレバーのない左手の違和感が大きいものの,慣れてしまえば気にならない。基本的に指の力しか使わないので,長時間のプレイでも疲れないようだ。なお本体底面に滑り止めなどはついてないものの,そもそもレバーがないので安定感に問題はない。プレイ中に筐体が動いてしまうようなことはほとんどなかった  それではいよいよ操作性について触れていくのだが,その前に。本製品はレバーがボタンに置き換わっていることは分かったが,それがどう「革命的」なのか,という点について説明しておこう。  これまでにも説明してきたとおり,本製品は格闘ゲーム用にデザインされたコントローラである。端的にいえば,本製品を使うことで,格闘ゲームに必要なコマンド入力を最速で行うことができるのである。  例えばいわゆるスクリューコマンド「レバー一回転+ボタン」を入力することを考えてみよう。このコマンド,格闘ゲームをプレイしたことのある人ならばご存じのことと思うが,正確にいえばレバーを一回転させる必要はない。の各要素が1回ずつ入力されていればOKなので,3/4回転というのが正しい,ドラクエ10 RMT。つまりレバーでこの3/4回転を入力しようとすると,からスタートした場合,普通に考えればという入力となる。  この例で考えると,スクリューコマンドを成立させるためには,最低でも7フレーム※必要ということになる。ただいくらコマンド入力が正確なプレイヤーであっても,常に7フレームでコマンドが完成させられるかというと,そういうわけでもない。どうしても余計な入力というのは出てきてしまうもので,あくまで理屈の上での最速が7フレームであるわけだ
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿