2013年4月4日木曜日

核戦争後の世界を描くFPS,「メトロ2033」のレビューを掲載。果たして,人類滅亡は食い止められるのか_6

。アルチョムが装備する腕時計には光を感知するセンサーが取り付けられていて,それを使って自分が敵から見えるかどうかを判断するのだ。  「敵に見つからずにクリアする」ことで解除される実績も用意されているが,どう戦うかはプレイヤー次第。ここはスニークでクリアしてみようとか,撃ちまくって敵を殲滅しようとか,突破方法をいろいろ考えることができるところが面白い。  地上を徘徊する危険なミュータントには,巨大な口を持った「ノサリス」,穴から奇襲をかけてくる「ラーカー」,名前のとおり悪魔のような外見の「デーモン」,そして物語のキーとなる謎の存在「ダークワン」など,敵のバリエーションは豊富だ。ミュータント連中は猪突猛進で突っ込んでくるだけだが,集団で襲ってくる場合が多いうえ,動きもかなり敏捷。気がついたら囲まれていたなんてこともあり,なかなか手強い。 ノサリスは噛みついたり,爪でひっかく攻撃をしてくる。群れて行動し,しかも動きがとても速くてやっかい。片っ端から急いで倒していかないと,囲まれてピンチに陥る 普段,デーモンは空を舞っているが,獲物を見つけると急降下してくる,ro rmt。捕まった場合,上空に持ち上げられ,高所から投げ落とされて即死。耐久力があるので,倒すのは大変だ  このほか,野盗なども敵として襲ってくる。興味深いのは,どうやら世界が崩壊してもなお,共産主義者とファシストは対立しており,しょっちゅう小競り合いを起こしていることだ。ファシスト側が共産主義者に向けのプロパガンダ放送をしていたりなど,カリカチュアライズされたイデオロギー対立がゲームの中で描かれているわけで,S.T.A.L.K.E.R.シリーズに一脈通じるこうしたアイロニーは,いかにも柵飞蓼欷违博`ムっぽい。  人間型の敵は,仲間が攻撃されて倒されてもそこから動かずじっとしていたり,同じパターンでこちらの動きうかがっていたりと,正直なところAIのデキはイマイチという印象を受ける。これは人間型の味方AIについても言えることで,仲間がわざわざ敵の群れに一人で突入し,勝手に倒されてゲームオーバーになることもあった。  普通の人間であるアルチョムは,攻撃を食らうと割と簡単に倒されてしまう。攻撃を受けて重傷を負った場合は画面が赤く染まり,心臓の鼓動が早くなる。ヘルスは救急パックで回復できるほか,敵がいない場合,一定時間放置していれば自動的に元に戻る,FF14 RMT。  このように戦闘はなかなかハードで,どちらかとえばリアル系FPSの雰囲気だ
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