序盤で来場者を大いに盛り上げたのは山本氏。「ミヤ王とは同郷の中学校で,文芸部で出会った」という山本氏は,忙しい連載執筆の合間にこのイベントのために描き下ろした,「ミヤ王昔ばなし」という少年時代の宮岡氏を描いた紙芝居を披露してくれた。 この紙芝居は,rmt,小学生だった頃の宮岡氏のエピソードが,アイオン RMT,メタルマックスの世界観に合わせた作画で展開されていくもので,宮岡氏がTVドラマ「ラット?パトロール」の真似をして怪我したところを,通りかかったワイルドなガス屋さんに助けられるというストーリー。物語の舞台は,お二人の故郷である山口県防府市にある防府天満宮なのだが,これがメタルマックス2で登場する町「タイシャー」の原点なのだという。 当時宮岡氏本人が描いていた敵キャラのイメージ画と,山本氏がそれをブラッシュアップしたイラスト。インパクトのあったテッドブロイラーは,山本氏は「マッドブロイラー」と勘違いしていたという その後トークは,発売されたばかりの「メタルマックス3」に関するものへと進行する。 「発売までは,本当に気が気ではなかったです。その事情は,皆さんならよくご存じだと思いますけど(笑)」と,念願の発売に安堵する宮岡氏に対して,門倉氏が「メタルマックスというタイトルを冠した作品が発売されるまで,本当に大変でしたよね」とコメント。 さらに門倉氏は,「それこそ『メタルサーガ』の時などは,もうとにかく“メタル”ってついていればなんでもいいじゃない? なんて宮岡さんと話していました」と,当時の心境を打ち明ける。 一方,データイーストが事実上の解散になったあと,各社を転々としていた田内氏は,ドリームキャスト時代に企画が持ち上がったが発売に至らなかった「メタルマックスワイルドアイズ」を含め,自身が参加していたいくつかの企画について昔話を披露。またメタルマックス3についても,元々は田内氏がエンターブレインの久保武史氏(メタルマックス3のプロデューサー)と酒の席で開発談義を交わしたことが,大きなきっかけになったのだと語る。 当時の名物プロデューサー,桝田省治氏登場! ここで今回のトークライブのシークレットゲストが登場。来場者の誰もが登場を期待していた,メタルマックス1と2でプロデューサーをつとめた桝田省治氏だ。ここからは桝田氏を交えて,メタルマックス初期シリーズのトークへと突入していく。 「広告代理店のサラリーマンだった当時,発売元だったデータイーストから,2年に1度しか出せない『ヘラクレスの栄光』の間をつなぐ作品の企画を任された
関連トピック記事:
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿